カテゴリー別アーカイブ: ■ 日本語教師の参考文献

日本語教師の参考文献

2013年に日本語教育の分野の大学院修士課程を受験しました。
どんな受験勉強をしたらいいのか見当がつかず、日本語教育関連の本を手当たり次第に読んでいました。
これはその時に読んだ本の一覧です。

このときに本から学んだことが、今でも日本語の授業の役に立ってくれています。



横溝紳一郎(2011)『クラスルーム運営 (日本語教師のためのTIPS77 第1巻)』くろしお出版


山田智久(2012)『ICTの活用 (日本語教師のためのTIPS77 第2巻』くろしお出版)


佐々木泰子(2007)『ベーシック日本語教育』ひつじ書房


高見澤 孟他(2004)『新・はじめての日本語教育1 日本語教育の基礎知識』アスク


岡崎 眸・岡崎 敏雄(2001)『日本語教育における学習の分析とデザイン―言語習得過程の視点から見た日本語教育』凡人社


近藤安月子(2008)『日本語学入門』研究社


庵功雄(2012)『新しい日本語学入門 ことばのしくみを考える 第2版』 スリーエーネットワーク


庵功雄(2013)『日本語教育・日本語学の「次の一手」』くろしお出版


石黒圭(2013)『日本語は「空気」が決める 社会言語学入門』光文社新書


荒川洋平(2009)『日本語という外国語』講談社現代新書


森田六朗(2011)『日本人の心がわかる日本語』アスク出版


嶋田和子(2009)『ワイワイガヤガヤ教師の目、留学生の声―異文化交流の現場から』教育評論社


坂本正・長友和彦・畑佐由紀子・小柳かおる・森山新・村上 京子(2008)『多様化する言語習得環境とこれからの日本語教育』スリーエーネットワーク


野田尚史編(2012)『日本語教育のためのコミュニケーション研究』くろしお出版


野田尚史編(2005)『コミュニケーションのための日本語教育文法』くろしお出版


大関浩美(2010)『日本語を教えるための第二言語習得論入門』くろしお出版


佐々木嘉則編(2010)『今さら訊けない・・・第二言語習得再入門』凡人社


迫田久美子(2002)『日本語教育に生かす第二言語習得研究』アルク


牧野成一・中島和子・山内博之・荻原稚佳子・池崎美代子・鎌田修・斉藤真理子・伊藤とく美(2001)『ACTFL‐OPI入門―日本語学習者の「話す力」を客観的に測る』アルク


池田 玲子・舘岡 洋子(2007)『ピア・ラーニング入門―創造的な学びのデザインのために』ひつじ書房


舘岡 洋子(2005)『ひとりで読むことからピア・リーディングへ―日本語学習者の読解過程と対話的協働学習』東海大学出版会


粟野真紀子・川本かず子・松田緑 NPO法人 日本語多読研究会監修(2012)『日本語教師のための多読授業入門』アスク


李 在鎬・石川 慎一郎・砂川 有里子(2012)『日本語教育のためのコーパス調査入門』くろしお出版


八代 京子・世良 時子(2010)『日本語教師のための異文化理解とコミュニケーションスキル』三修社


鈴木伸子(2007)『日本語教育能力検定試験に合格するための異文化理解』アルク13


中島和子(2001)『バイリンガル教育の方法―12歳までに親と教師ができること』アルク


荒川洋平・森山新(2009)『わかる!! 日本語教師のための応用認知言語学』凡人社


籾山洋介(2010)『認知言語学入門』研究社


李在鎬(2010)『認知言語学への誘い―意味と文法の世界』開拓社


真田 信治編(2006)『社会言語学の展望』くろしお出版


油谷幸利(2005)『日韓対照言語学入門』白帝社


『初・中級学習者向け日本語教材 日本文化を読む』


『レベル別日本語多読ライブラリー にほんごよむよむ文庫 レベル4 vol.1』

 
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『ピア・ラーニング入門―創造的な学びのデザインのために』


池田玲子・舘岡洋子(2007)『ピア・ラーニング入門―創造的な学びのデザインのために』 ひつじ書房

ピア・ラーニングについての本を読みました。
ピア・ラーニングとは、ピア(peer:仲間)と協力して学ぶこと(learning)です。

学習者同士で、互いの作文を読み、意見を交わし、その対話から得た気づきを元に作文を推敲をしていく「ピア・レスポンス」という活動などが有名です。

ピア・ラーニングの究極の目的は、ピア(peer:仲間)との対話を通して、自分自身に気づくこと。そして、他者の意見を受け入れる中で、自分も変容し、新しい自己に到達すること、とわたしは理解しました。

「人との関わりの中で学ぶ」ことを成功させるには、まず互いに信頼し合い、尊重し合える関係を築くことが必要です。これはそんなに簡単に実現できるものではありませんが、目指すべきあり方なのだと思いました。

そういう人間関係を基盤にしたクラスになれたら、きっと教師も学習者も、参加していてとても楽しいはずですよね。

教室は単なる個々人の技能習得の場ではなく、他者との関係性の中で自己実現を展開していく学びの場なのだという考えに深く共感しました。

 
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日本語教育の基本をおさえる四冊

<一冊目>

佐々木泰子(2007)『ベーシック日本語教育』ひつじ書房
日本語の構造についてだけではなく、言語教育法、第二言語習得、社会言語学、異文化理解などについて広く解説しているバイブル的な一冊です。


<二冊目>

高見澤孟監修(2004)『新・はじめての日本語教育1 日本語教育の基礎知識』アスク
日本語の音声・文法などに加えて、社会言語学、心理学、第二言語習得の基本がわかりやすく解説されています。


<三冊目>

近藤安月子(2008)『日本語教師を目指す人のための 日本語学入門』 研究社
日本語文法の重要ポイントをわかりやすく解説してくれる一冊です。学習者からの質問につまってしまう箇所が見事に集めてあるという印象です。


<四冊目>

庵 功雄(2012)『新しい日本語学入門 ことばのしくみを考える 第2版』スリーエーネットワーク
こちらは、もう一歩踏み込んで、専門的に日本語学を学びたい人におすすめです。


日本語教育・日本語学関連の本は山のようにありますが、わたしが個人的にいいと思った四冊を挙げてみました。
同じテーマでも、別の著者によって書かれた説明を複数読むと、理解が深まっていく気がします。

勉強すればするほど、難しさに圧倒されますが、こういういい本の力も借りて、日本語を頑張って勉強してくれるみなさんからの刺激も受けて、いい日本語教師になりたいと思います。

 
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