『ピア・ラーニング入門―創造的な学びのデザインのために』


池田玲子・舘岡洋子(2007)『ピア・ラーニング入門―創造的な学びのデザインのために』 ひつじ書房

ピア・ラーニングについての本を読みました。
ピア・ラーニングとは、ピア(peer:仲間)と協力して学ぶこと(learning)です。

学習者同士で、互いの作文を読み、意見を交わし、その対話から得た気づきを元に作文を推敲をしていく「ピア・レスポンス」という活動などが有名です。

ピア・ラーニングの究極の目的は、ピア(peer:仲間)との対話を通して、自分自身に気づくこと。そして、他者の意見を受け入れる中で、自分も変容し、新しい自己に到達すること、とわたしは理解しました。

「人との関わりの中で学ぶ」ことを成功させるには、まず互いに信頼し合い、尊重し合える関係を築くことが必要です。これはそんなに簡単に実現できるものではありませんが、目指すべきあり方なのだと思いました。

そういう人間関係を基盤にしたクラスになれたら、きっと教師も学習者も、参加していてとても楽しいはずですよね。

教室は単なる個々人の技能習得の場ではなく、他者との関係性の中で自己実現を展開していく学びの場なのだという考えに深く共感しました。

 
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