日本の 絵本作家、荒井良二(あらい りょうじ)さんの 作品です。
(絵本より)
あさになったので まどをあけますよ
やまは やっぱり そこにいて
きは やっぱり ここにいる
だから ぼくは ここがすき
うみは やっぱり そこにいて
そらは やっぱり そこにある
だから ぼくは ここがすき
***************************************************************
山の 中で、海の 近くで、街の 真ん中で、それぞれの 場所に、それぞれの 朝が きます。
「あさになったのでまどをあけますよ」
まどを 開けると、そこに あるのは、いつもと ちっとも かわらない 風景です。
その あたりまえの 風景が 好き、自分が 暮らす この 場所が 好き。
そう いえるのは、とても 幸せなことだと 思います。